“ミスター日教組”の異常な北への友愛

今回は槙枝元文(1921~2010)という人間について書いてみる。この槙枝元文は約30年間に渡って日本教職員組合(日教組)の中央委員として活動し、大きな影響力を持ち続けたことから「ミスター日教組」と呼ばれる。いわばこの槙枝元文を深堀りすれば日教組という団体がどのような団体なのかが分かるだろう。

 

この槙枝元文氏。

金日成北朝鮮を賛美する発言を度々発信している。

チョソン北朝鮮)と金日成首領閣下を心から尊敬申し上げています」

「労働・生産・生活の体験を通して現実的にも実証されているから国民の間に疑いがない」

 

北朝鮮のことを「チョソン」と朝鮮の発音で呼ぶところからしても、ちょっと「アレ」なことが分かる。また金日成を「首領閣下」と敬称付き(それも相当敬意を込めた)で読んでいることからも北朝鮮の体制と金日成に対してかなり敬愛を示していることがわかる。

 

また槙枝氏は自衛隊には廃止すべきという立場を取っている。にもかかわらず北朝鮮朝鮮人民軍に対しては

「強い軍隊を率いることは国の自主性を堅持するうえで欠かせないこと」と評価している。

この発言からは日本よりも北朝鮮が強くあってほしいというような意図も感じ取れる。

 

極めつけはこの発言。

「わたしは訪朝して以降、『世界のなかで尊敬する人は誰ですか』と聞かれると、真っ先に金日成主席の名前をあげることにしています」

 

日本の教員であるにもかかわらず「北への敬愛」を隠すことなくさらけ出している。このような人間が象徴とされている日教組という組織。どんな組織かはみなさんのご想像にお任せします。