拉致被害者は日本政府の手で!

日本の国会は財務省の文書改ざん問題で揺れている。そんな中国際情勢、特に北朝鮮情勢が進歩しつつある。先般北朝鮮金正恩朝鮮労働党委員長と中国の習近平国家主席が会談した。

 

なぜこのタイミングで金委員長は中国へ行ったのか。私の個人的な見解は「ボルトンにビビった」である。

 

先日、アメリカの安全保障担当の大統領補佐官にジョン・ボルトン氏が就任することが発表された。このボルトン氏とはどのような人間なのか。

 

一言で言えば「超強硬派」

東京新聞長谷川幸洋氏によればこのボルトン氏は「机の上に信管を抜いた手榴弾を置く男」

らしい。文字通り「超強硬派」であり、戦争が大好きな人間だ。ちなみにイラク戦争の首謀者とも言われている。

 

そんなボルトン氏にビビったのか北朝鮮の金委員長は中国に「命乞い」をしに行った。関係が悪くなっていた中朝関係を改善せねばいつかはアメリカに核どころか自らの命、金王朝まで失うことになると思ったのだろう。

 

最近の金委員長の動きからも分かる通り北朝鮮と他国の関係が少しずつ発展しつつある。4月末に南北首脳会談が予定されており、6月には史上初となる米朝首脳会談があるとも言われている。

 

この情勢、決して日本は無関係ではない。今こそ拉致被害者を全員奪還するチャンスなのだ。

 

もちろん安倍首相はアメリカのトランプ大統領に対し、米朝首脳会談の際は拉致被害者のことについて言及するよう頼むであろう。トランプ大統領もそれに応えることはこれまでの北朝鮮拉致に対する言動や反応を見ても明らかだ。

 

しかし北朝鮮に拉致された我々の同胞を取り返すのは日本政府でなければならない。アメリカにすべて任せるようなことはあってはならない。

 

他国に奪われた自国民を助けるのは自国の政府。当たり前のことである。我々の同胞を助けるためにも、憲法改正は必須であり森友ばかりやってる場合ではないのだ。